HÖBAL SPOON
森を想うスプーンで、ほおばって。
■ブランドについて
北欧発祥の斧とナイフの技術を使い、北欧形のスプーンを中心に制作しています。私のものづくりの基本は「材料の生木は生き物である」という意識です。乾燥した木材を購入するのではなく、自ら森林整備クラブの活動で伐採し、木材としての利用価値が低い小径木を活用。個性ある生木を手のひらのなかで削り上げたスプーンは、乾燥の過程で生まれるおおらかな美しい「ゆらぎ」のフォルムが特徴。生木が生み出す、手に馴染むスプーンを通じて身近な森や樹に関心を寄せていただくきっかけになればと考えています。ウェブ販売の売上の一部は、緑の募金に充てています。
■商品のこと
ブランド名のHÖBAL SPOONシリーズ(北欧風のものに名付けています)
たかがスプーンですが、されどスプーン。持ちやすさ・掬いやすさ・食べやすさの3点が自分に合うと食事がさらに楽しくなったり、美味しく感じたりします。スプーンは人生のなかでいちばん長い期間使う食具です。私自身、食事の時間をどう過ごすか再考するきっかけになりましたし、この価値観をもってものづくりをし、使い手のみなさまへこの素晴らしさをお伝えしていきたいです。特徴的な木目の現れかた、樹種や個体差による木目のバリエーションにもぜひ注目していただきたいです。
■こんな方にオススメ!
日々の食事の時間を大切にしたい!とお考えの方、エシカルなものがお好きな方、道具のお手入れをするひとときがお好きな方。
■これからのこと。
木のスプーンの魅力を多くの方に知っていただくこと、それをきっかけに身近な木や森に関心を持っていただくことが目標です。そして、材料の木の年輪の数よりも長く使っていただける、暮らしのものづくりを続けていきたいです。
■伝えたいこと
めいめいの手に馴染むスプーンとの出逢いは食事のひとときをより一層楽しく・美味しくしてくれることと思います。そしてオイル仕上げの木のスプーンは、メンテナンスしながら育ててゆく楽しみがあります。いろいろなかたちのスプーンたち、ぜひ会場でお手にとってみていただけますと幸いです。当日は制作実演もいたしますので、手仕事のスプーンづくりの様子をぜひご覧ください。
■作り手紹介
川端 マリコ
新潟県小千谷市出身・岐阜県大垣市在住
長岡造形大学 産業デザイン学科卒
2017年 岐阜県本巣市への転居を機に、乾燥木でのカトラリー制作をはじめる
2019年 偶然のグリーンウッドワーク体験をする。生木に魅了され、以降は生木を使用した制作へシフト
制作活動と並行し森林整備活動や「森の木を育て、暮らしにいかす人」を増やすためのワークショップなども開催
<連絡先>